本書第2章より↓
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・愛とは何?
前章では主にライトワーカーの特徴や役目などについてお話をさせて頂きました。
この章では、主にその役目の中にある【愛】についてお話をしていきたいと思います。
僕たちは、色々な場面で愛を表現しています。
僕たち日本人の使う言葉(熟語)の中にも、様々な形で【愛】の言葉(愛情・愛着・親愛・愛好など)が使われています。
これだけ、様々な形で【愛】を表現するのは、日本人くらいだと言います。それくらい、僕たち日本人は、繊細で言葉での表現が豊かだという事です。
でも、最初でも述べたように、本来の【愛】はひとつです。
これを根源の愛や真実の愛とも言いますが、宇宙を含め、僕たちの全てはこの愛から生まれた存在です。本来、そこに区別や表現の違いはありません。
【愛】には表も裏もなく、ただある【空】の状態です。
ではなぜ、僕たちはこのように愛を様々な形で表現をするのでしょうか?
これを理解しないと、いつまでたっても、僕たちは根源の愛に辿り着くことができません。
これから、説明する内容はあくまでも、一つの例なので、あまりネガティブな側面からは捉えないようにして下さいね。
例えば、【家族愛】この時の愛とは何を指し、何を表現しているでしょうか?
当然、読んで字のごとく、家族に対する愛です。
では、【自国愛】はどうでしょう?これも、自分の国への愛ですよね。
僕たち日本人なら、日本国に対する愛になります。
ここまでなら、それは真実の愛から派生した愛です。
そこと根っこでダイレクトに繋がっています。
自分の家族も愛しているけど、他の家族も何区別なく、同じように愛している。
自分の国も愛しているけど、他の国も何区別なく、同じように愛している。
これが真実の愛であり、根源の愛です。
でも、僕たちの殆どが、自分の家族は愛しているけど、他の家族は同じようには愛せない。
自分の国は愛しているけど、他の国は同じように愛せない。
と無意識のうちに、何らかの区別をしています。
これはある意味当然のことで、それが良いとか悪いとか言っているわけではありません。
でも、それが行き過ぎると、どうなるでしょうか?国同士なら、それが戦争に発展することもあるし、夫婦や恋人同志なら、
「わたしはあなたのことを愛しているのに、あなたはわたしのことを愛してくれない!」
なんて、言ってヒステリックになってしまうかもしれません。
これは完全にエゴや執着であって、条件付きの愛です。
もう一度言います。これを、良いとか悪いと言っているわけではありません。
僕たちの住む地球では、大なり小なり、誰でもエゴや執着は持っています。
この本を書いている僕も、エゴと執着のオンパレードです。
なぜ今、この話をしているのか?
というと、まずは、このエゴや執着があることを、認識して、認めることが大切だからです。あるものを無いとしても、真実の愛には辿り着けません。
僕たちライトワーカーの仕事は、この地球を愛の光で包む事です。
愛の条件付けや区別の裏側には、恐れや不安があります。
この、恐れや不安を取り除くことで、真実の愛に近づくことができます。
そのためにも、まず僕たちが、自分の中にある、エゴや執着、そして不安や恐れを認め、そして少しずつでも、それを手放していくことが大切になってきます。
では、どうしたらそれができるでしょうか?
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■■目次■■■
はじめに
・本書について
・いつも僕は輪の外側
・ライトワーカーの皆さんへ
■第1章~ライトワーカーへの目覚め
・ライトワーカーの特徴
・ライトワーカーの使命
・ライトワーカーとスターシードの違い
・ライトワーカーの地球での役目とは
・あなたのライトワーカーとしての役目とは?
・ライトワーカー同士で協力する
・ライトワーカーは集合的無意識で繋がっている
・ライトワーカーに執着しない
■第2章~地球を愛で包む
・愛とは何?
・感謝に気づくこと
・愛と感謝
■第3章~感謝と地球とわたし(第5回サムライ講演会予選大会原稿より)
・オープニング・ネガティブからポジティブへ
・幸せになる方法
・世界の実情
・気づきのきっかけ
・13年前のできごと
・驚きの変化(マラソン)
・驚きの変化(健康)
・食の変化で感じた疑問
・解決策
・ものに優しくできない人は人にも優しくできない
・沖縄への移住
・想い
■第4章~感謝は自然と湧いてくる
・全てが愛で全てが感謝
・感謝を感じるために悲しみも苦しみも必要ない
・無数にある問題にフォーカスしても根本解決にはならない
・自然に触れてみる
■第5章~ライトワーカーとしての生き方
・大切なのは【愛感謝】の波動でいること
・使ってる言葉を観察しよう
・人は変えられない
・光と闇
・三次元の世界では行動が大切
・お金を必要としない世界を作る
・究極のエゴイスト
■おわりに
・三蔵法師
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