ありがとうのくに

子供たちのため、家族のため、そして自分のために、必死になって、お金を稼ぐ。
お金さえあれば、幸せになれると思っていた。

しかし、何不自由無く生活できるだけのお金を手に入れても、心の底から幸せを感じることは無かった。

何かが足りない・・・

その何かとは・・・

それが「ありがとう」だった。

日常生活を見渡してみても、最近は「ありがとう」が言えない人が増えていることに気付く。
僕自身も「ありがとう」が言えないでいた。

でも「ありがとう」の言葉をを声に出すようになってから、本当に幸せを感じられるようになった。

そんな想いを伝えたくて、この本を書くことに決めた。
大人の僕たちが「ありがとう」を言えなければ、子供たちだって当然、言うことができない。
子供は親の鏡です。

お金の無い世界なども語っているので、中には、違和感を感じた方もいるかもしれない。
これはお金がいらないとか、大切でないと言っているわけではない。
もっと大切な気持に気付いてもらいたくて、あえて、このような世界も画いてみた。

親御さんが感じたなりに、子供たちに伝えて頂ければと思います。

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